ケータイ小説 野いちご

こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!


俺達のことを忘れた?

それとも、もう関わりたくない?


「何にしろ」


夏がぽつりと、言う。



「俺は『忘れました』、『はいそうですか』で済ます気はねぇ」


夏が言うことはいつもかっこいい。


あのとき伊紅が俺たちに言った『ヒーロー』は、ちゃんと俺も含まれてるのかな。


でも。


「そうだね。俺もこんなの、簡単に諦められないから。」


伊紅には、前みたいに一緒にいてほしい。


そのために、アイドルになったようなものだから。


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