…
……
………
「ありがとう。じゃあね。」
「あぁ。じゃーな。」
そう言ってバイクをふかす。
本当に帰っちゃうんだ……。
まだ一緒にいたいなぁ…。
「待って!!!!」
とっさに飛雄を止める。
すると再び飛雄はあたしの方に向く。
「なんだ?」
え、えっとー……。
「あ、明日も迎えに来てくれる?」
なんて、図々しいかなぁ………。
「………」
飛雄は無言。
「だ、だめだよねぇ!ごめんね!気にしなくていいからね!」
やっぱりだめかぁ…。
はぁ………。
「いや。ダメじゃねぇよ。ただ、、」
いいの!?
え、ただって?
なに?
「ただ、逆にお前がいいのか?」
え、
「いいに決まってるじゃん!行きたい!」
多分、今あたし満面の笑みなんだろうな。
そういうと飛雄も嬉しそうに笑って「了解!」そう一言言うとバイクに乗って行ってしまった。
やったね。明日もまた龍華の倉庫に言えるんだ!
よし!やる気が出た!
今日もお仕事頑張るぞー!