「やばい!拓海くんの筋肉ヤバい!」
「本当だ!あれは、やばい!」確かに騒ぐ程の筋肉のつき方をしてる。
「あれ、なんで顔赤いの?」彩香が、私の顔を見て言う。
「いや、なんでもない。」拓海の体を見て、赤くしたなんて言えない。
「なんでもなくないでしょ?」拓海がいつの間にか、後ろにいた。
「ひゃっ!」変な声が出ちゃったじゃん!
「俺の体、そんなに魅力的?顔を赤くする程。」拓海は、耳でささやく。
「なんでもかんでも、耳でささやかないで!」今日で何回目よ!
「えー。なんで、いいじゃん!」拓海は、口をとがらせた。
「よくない!」私は、拓海を叩く。