「男子っつったら、もう拓海さんしかいないでしょ!」
「確かにな!拓海さんが俺らのクラスでよかった。」拓海は、男子にさん付けにされてる。私の前だと、表情豊かでよく喋るけど、他の人の前だと何にも無関心でクールなのに、運動神経は人間離れで、成績はいつもトップ。そして、群を抜く程の超絶イケメンときたもんだ。誰もが一目置く存在。
「新田、やるか?」先生が拓海に問う。
「はい、やります。」やった!拓海も一緒!
「他に男子やる人いないか?」まぁ後は、そこら辺の男子でしょ。
「はい。僕やります。」手を挙げたのは、謎の男子こと、前髪が長く目がねをしている為表情が見えない男子 松田千尋くんだった。