蘭「轍(テツ)に車頼んでみるわ。」


そう言って私は幹部室を出た。


蘭「おーい。轍〜轍ー?」


轍「おぅ!コッチだ!どうした?」


轍は車の整備をしていた。


蘭「流星のお見舞いに行くから車お願いしてもいいか?」


轍「おっ、いいぞ!それより見ない間に可愛くなったな!」


そう言って軍手を外すと私の頭をぐしゃぐしゃっと撫でてきた


蘭「それってお世辞?それとも嫌味?」


轍「どっちでもねぇよ!相変わらず天然なのところは変わんねぇんだな」


天然?そんなことねぇけどな?


轍「まぁ俺はそんな蘭が好きだぞ!」


蘭「アハハッ!ありがとう!私も好きだぜ!」


うん。…大好きなみんなのところに帰って来れて本当によかった。