潤「ワイは分かるで…蘭、約束したやないか……ずっと側にいてくれるってゆーたのに…帰ってきてや!」


潤……ゴメン…でも、潤には自分を思ってくれる仲間がいるじゃん…?私にはいないから…。



ハァー、クソ。なんでヒールのサンダルなんて履いてきたんだろ…

ダッシュで逃げれないじゃん。逃げたところで捕まっちまう…。…………………………こうなったら!


蘭「キャーー!!蝗龍と舞蝶の皆様よ!」


私は今までで一番高い声で周りに叫んだ。


女1「えぇ!?ドコドコ!?キャーーー!!カッコイイ!!」


女2「キャーーー!!素敵!!」


女3「綾斗様!!カッコイイですわ!!」


女4「海君!可愛すぎ!!!」


女5「コッチ向いて!!キャーーー!」


そして私の声に反応した周りの女の子たちがみんなの周りにワラワラの集まり始めた。


綾斗「お、おい!!」


翔希「キモイ、臭い、吐きそう…」


潤「じゃませんといて!!」


そして、蝗龍&舞蝶ファンの子たちがあっという間に集まってみんなを囲んだ

翔希は女嫌いだったよな…ゴメン。ほんとに、ごめん。コレで終わり…本当に終わりにしよう…


そう思って、私はその場から立ち去った