ケータイ小説 野いちご

闇の中に咲くランの花 Ⅱ



あれ?確かあの時って…ハッキングして舞蝶の情報開いたまま置いてきたっけ?

しかも気が動転してパソコン閉じるの忘れた気がするし…。あーぁ…めちゃくちゃ電気代食ってるな、こりゃ。

まぁりょっちゃんが払ってくれてるし気にしなくていいな!


そして細心の注意を払いながら、やっとのことで寮の中に入ることが出来た。

………さすがに蝗龍のみんな、寮でサボってるなんてことねぇよな?いつもサボる時は屋上か倉庫に行ってたし…。

そんな不安も抱えながら私は自分の部屋に向かった


ガチャ

蘭「えっと?パソコンは部屋だったけ?」


幸い、部屋の鍵もまだ返していなかったので入ることが出来た。

部屋の鍵は、不用心だけど部屋の中に置いて帰ろう。理事長室に行くわけにはいかないからな。


ガチャ

……あった!あった!


蘭「あ?パソコン開いたままだと思ってたけど私ってばちゃんと閉めてたんだな」


電源もシャットダウンしてあるし…。ま、なんでもいいか。

特に気にすることも無く、私は持ってきた手提げの中にパソコンをしまって、今度こそ部屋をあとにした




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