ケータイ小説 野いちご

病気持ち少女とNo.1暴走族


…よし。


私はベッドの下からある本を出して
ペラペラとめくる。





「…その人を思うと、ドキドキ…する?」





私が今呼んでるのは恋愛についての本。


看護師さんから貸してもらった。

暇つぶしにって。
お年頃なんだからぁ〜♪
って無理矢理渡されたんだけど…。





「ドキドキ…、モヤモヤ…?
…うーん」





まぁ、恋してももうすぐ死ぬんだし
関係ないけどね。

でも、恋くらいどういう物か
知っておきたい。




…恋、かぁ。


……そう言えば、鈴翔の好きな人って誰だろ。

昔っから女子に告白されてるけど
必ず断ってるし。



今度聞いてみよっかな。










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