でも俺は。心配で仕方がない。



告って来たのが結衣であるからと言ってもう俺のこと好きじゃないのかも。




「なあ結衣?」



「んー?」




いつもと同じように二人で並んで歩く帰り道、試しに聞いてみることにした。





「結衣さ……俺のこと好き?」





「……っは!?」





瞬間、結衣の顔は真っ赤になった。






あ、質問の答えはわかったよ。うん。