「それに氷龍(ひょうりゅう)様達の
近く…というか、隣じゃん?総長の。

狙っちゃう~?」



「…やめときなよ。
氷龍に嫌われるよ」





私はそう言うけどこの子は狙う気満々だ。



それを呆れた目で見ている私の名前は、
玖珂 鈴華(くが りんか)。

得意は、料理とかあるけど、
1番はやっぱり喧嘩…かな。




始めたのは5年前くらい。

まぁ、そんな事はどうでもいいよね。





「おっくれました~♪」



「堂々と遅れた」



「いつもの事じゃない?


ねぇ、鈴翔(りんと)」



「…そうだな」





氷龍がいつも通りのノリで
遅れて教室に入ってきた。



氷龍はNo.1の暴走族。


人数はたったの150人。



人数は少なくても絆の深さは誰よりも
どこよりも深くて
完璧なチームワークでNo.1になった。