「何かホント、あっという間だよね。羽衣たちが結婚してまだ二年しかたってないと思ったら結婚してすぐ産んだ美羽ちゃんと陽翔くんももうすぐ二歳だし」



私と朝陽は私の21歳の誕生日に籍を入れた。



「しかも双子だし、みたいな!」




「ほんと!まさが双子だとは思ってなかったよ」




そう。朝陽の21歳の誕生日に生まれた私たちの子供は男の子と女の子の双子。




男の子のほうは朝陽の‟陽”をとって陽翔。



女の子は羽衣の‟羽”をとって美羽と名付けた。




「ていうか結衣、今日結ちゃんは?」



「ん?駿が見ててくれるって。」



「そっか。予定日まであと少しだねー」




「ほんと。また女の子か~」




結衣は私が陽翔と美羽を産んだ2か月後に一人目の子供、結ちゃんを産んだ。



そしてあと一か月もすれば2人目が生まれるんだ。





「やば、そろそろ駿迎えに来る!!」




「今日はありがとう、また電話する!」




「うん!ばいばい!」




結衣は足早に家を出ていった。