あ、出た。


麻琴「もしもs「まーこーと!」」


麻琴「ハァ…もしもしぐらい言わせてくれるかな!?まぁいいけど……。今、学校の前にいるから門開けてくれない?」


涼「おー、分かった。入ったらすぐに理事長室来いよな!」


麻琴「りょーかーい」


プツ

あれ?というか門開けに来るんじゃないの?なんで来いよって言ったの?一緒に行こうなとかじゃないの?

ギーーーー

そんなことを考えていると門が動いて開き始めた。

あ、なるほど。別にここまで来なくてもスイッチひとつで開け閉めできる系ね。

そして私たちが門を通り過ぎる頃を見計らって扉が閉まり始めた。

すげぇ。やっぱ金かかりすぎじゃね?不良校のくせして。


陸兎「よし!じゃあ俺らは教室行くからな。理事長室ちゃんといけよ!」


玄関で靴箱を教えてもらい靴を履き替えた私たちは別れることになった。


麻琴「うん!ありがとね陸兄、春兎」