目を覚ますと、目の前には幸治さんの寝顔があった。  
  




そろそろ起きて、準備しないと間に合わないかも・・・・・・






でも、このパターンは始めて。






どちらかというと私が起こされてばかりだから。






う~ん。






それにしても綺麗な顔立ち。  





女だったら、すごく綺麗だったんだろうな。






「なぁ?」



  


ビクッ!!!






「そんなに見られてると目が開けられないから。」




  
「キャッ!!!起きてたんですか!?」






「あぁ。かなよりも先にな。





かなが起きそうだったから、俺がまだ寝てたらどうするかと思って。      






寝起きにキスでもしてくれたら、最高なのに。ずっと見られてるだけ・・・・・・。」






「えっ!?キ、キスっ!」






と私が慌てていると、





チュッ





「何回もしてるだろ?」






幸治さんの唇が私の唇に触れる。






あぁっ、朝からっ!!!





歯も磨いてないのにっ!






「早く起きて準備するぞー。」

      



とベッドから幸治さんはベッドからすぐに出て行った。





あぁ~!恥ずかしい! 
  


 
 

見つめてたことがばれちゃった!!






はぁ、毎日こんなにドキドキしてたら、体がもたないよぉ。