ケータイ小説 野いちご

水男(ミズオ)

冷静な表情の亜美は
普段働いている姿からは


別人のように見える。


亜美は自分の手を見つめ
もう一度同じ言葉を


繰り返した。


「私はじゃんけんで
負けたことがない」


そう言うと
亜美は何事もなかったように


階段を下りて
仕事へと戻っていく。


高山に笑いかけて
仕事に励む亜美は


また普段の姿に戻ったようだ。


その様子を
俊介が笑顔で見つめていた。




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