はぁ、
. .
不意に自分の白い髪が視界に入った


ほんとに

千「汚い色だな(ボソッ」


叶「あー、ハハッ…」

聞こえちゃったのか

千「雛はさ、こんなのでも綺麗って言ってくれたよね~」


叶「そうだったな」


ーあなた達そこでなにしてるの?

ーすごく綺麗な色ね

ーどうして隠すの?

《二人ともとってもよく似合ってるよ》



千「ねぇさっきの話ってほんとに雛の本心での行動なのかな」

叶「さぁ、俺達はその場にいなかったしな」


千「やっぱりちゃんと雛と話したいな」

叶「そうだな」


やっぱり僕らはずっと雛を信じたいから