ケータイ小説 野いちご

初めての相手は無愛想上司




『説明してください』



再度、小山課長へ伝えたのは
私のアパートに着いた時だ
何故、私の家に来たのか…

荷物は持ってきたが
着ているのは、小山課長のもの
送ってくれたわけでは、なさそうだ



わかった、と言いながらも
私に荷物を取って来いという


『説明が先です』


そこは譲れない、と
私は助手席から動かないでいたら
ため息を一つつき、
ハンドルから手を離した



「ここ最近のお前のことを、あの二人は心配していた。休むと蔵田さんに伝えたが、今回は伊藤に聞かれてしまったわけだ。心配して伊藤はお前のアパートへ行ったがいないし、俺が何かしたんじゃないかとお前に電話をしてきた」


伊藤さんが?
まさか、と思ったが
さっきの電話から聞こえた
伊藤さんの声を思い出すと納得もできる

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