「でも堀井君の言うことも一理あるよね。」
眠り姫が言った。

「え?どこが?」
「だって友花ちゃんは謎解きってなるといっつもひとりで突っ走るやん?それを見張る助手とか必要かも。」

「見張るって(笑)」
晴美ちゃんが突っ込む。

「あー大丈夫!桔田先生にも釘刺されたし、これからは控えるつもりやけん。」
あたしはそう答えた。