鏡に映した姿を見て
また涙を流す真白。
「素敵……
一生私のお姫様でいて下さい…
喜んで…!
私の白衣の王子様!」
泣きながら夏樹に抱きつく。
意味を教えると更に号泣。
母親になっても泣き虫は変わらないんだな。
真白を膝の上に乗せ、
2人はそっとキスをする。
「真白、子供達見に行こうか。
車イス持ってくるな。」
夏樹に車イスを押され新生児室へ。
2人はスヤスヤ眠っていた。
「可愛い〜。
ナツくんに似たのかな?」
「いや、あの顔は真白だな。」
まだ目も開いていない子供達に
早くも親バカな2人。
見たこともない夏樹の甘さ加減に
周りのスタッフはビックリしていた。