ケータイ小説 野いちご

Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜

「そうだな。颯の言う通り、お前たちにとっては容易いだろう。しかし、風魔城には宝物庫が2ヶ所存在する」

「…ということは、二手に分かれるのですね」


由羅の言葉に、陽蔵は頷く。


「3対3に分かれ、同時に宝物庫を攻めよ」

「3対3?陽蔵様、ここには5人しかいませんよ?」


高殿内を見回して、キョトンとした顔を見せる颯。

その颯の質問に、陽蔵は含み笑いをする。

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