颯と共に請け負った暗殺の依頼から数日後…。


鞍馬一族の隠れ里に、新たな依頼が舞い込んできた。


高殿に集められた、5人の忍たち。

皆、片膝をつき、頭を下げる。


その中には、由羅と颯の姿もあった。



「今回の任務は、風魔城(フウマジョウ)にある宝を盗み出す依頼だ」


陽蔵が依頼内容を言い渡す。


「宝を盗むくらいなら楽勝っすけど、5人も必要ですか?」