ケータイ小説 野いちご

義理の兄弟が14人できました。


「それは嬉しいかもしんない」



桜井くんは照れたようにニカッと笑う。



別に……順位表を見たときに覚えただけなんだけど…。



どうしてそんなに嬉しそうなの?



貴方の笑顔は純粋で太陽のように眩しい。



それに当てられた私は。



眩しすぎて、下を向いてしまう。



「……問題、解けたから…後は計算式見て…自分で考えて」


「えっ!ちょっ!?」



図書室を飛び出す私に驚く桜井くんの声。



振り向かず進んで行く私の背中を桜井 優伊はみつめていた。





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