冷たさは安定だけど、前よりちょっと、いや確実に返事をくれるようになった南くん。


このまま行けば恋仲だって夢じゃない？！って思ってるんだけど…


「ね！ね！南くん？」

「…ん。」

「私のことついに好きに「ならない。」



ちょっと！何で食い気味なの？

やっぱり、かなり手強いじゃん南くん。


「もー！絶対絶対、好きって言わせて見せるから！」

「へぇ…やれるもんならやってみれば？」

「っ、やってやる！」


余裕そうなその表情に、また胸は高鳴って…あぁ、すでに私が南くんに好きを伝えたい勢いだよ。