俺たちはその笑顔が大好きで、守りたいと思ってる。

たとえこの先、総長達を敵に回すことになっても…。

過去をきいて、現在を知ってる俺たちだからこそもうこれ以上若菜を苦しめるようなことはしたくない。

「お前らも…考えてることは一緒だよな?」

「あぁ。もちろんだ。」

「もう覚悟は決まってる。」

「何があっても全力で若菜を守ろう。」

俺たちは月華の一員で、総長達に拾われて月華に入って、月華が一番大切だったはずなのに。

いつの間にか若菜を一番大切に思ってる。

総長達も本当は気づいてるはずなのに。

難しいな。人っていうのは。







タケside〜end〜