「えっ!でもなんで!明日じゃないんですかっ!?」


 いつもは私を邪魔物のような目で見ている人達も、‘’シイナ‘’さんの前だと笑顔



「ふふっ、ちょっと驚かしたくて」



「相変わらずですねシイナさん、」



「あっ今総長たち呼んできますねっ」



「あっ待って、この子倉庫の前で入りたそうにしてたの」



  私がここに出入りしている人だと知らずに私を前にだすシイナさん



 そして、シイナさんが私を前に出したことにより注目を浴びる私 


 勿論その視線もいいものではなく、強い苛立ちを表す視線だった



「あぁ、リノさんですか…。」



「知ってるの?」




「…はい。総長の…」



 そこまで言いかけたとき、一つの声が響き渡った