「でも、鍵空いてるよ?冷めちゃうから早く行きなよ。」

そういってさやは隣の来賓室に入っていく。

「そーユー意味じゃないんだよな、、。」

残された私は、目の前の扉を見つめる。この扉の向こうにもしかしたらあいつがいるんだ。

なんか、そう考えると緊張するな。

って、ヤバイ震える、、

て、なにこれ、心臓ヤバイ、、


もー!!どーにでもなれ!!

おそるおそるドアノブにてをかける


「しつれいしまーーす。 」

て、、




いない!!!!!!!いないじゃんなんだ!!セーフ!!

安心して回りを見渡す。

バックはある、、てことはトイレにでも行ってるのかな。

よくわからんが取り合えずやつがいないうちに、去ろう!


駆け足で部屋からでようとしたら勢いよく外から入ってきた男の人とぶつかった。

「ぶほ!!す、すいませ!!って!!!!あー!!!!」

いーーーつーーーだーーーーー!!!!!

「……あぁ……ごめん、って、、あんた昨日のセーラー服。。わりと早い再開だね。なつきちゃん。」

そういって、大次さんは扉を閉めて腕を組んだ。
そしてさりげなく鍵を閉める。

何故、鍵を閉める必要が、、、。


「お、お、おはやいお帰りで、、。」

私は、顔に嫌みがでないよう、全力で笑う。

相変わらず、いつみても綺麗な顔がちょっと悔しいけど、
うん、本当にカッコいい。顔だけは本当に認める。けど。

、、、てかまって?

「何で名前知ってるの??!あたし教えてないよね?!」

「おまえは、敬語もできねーの?」

「教えてませんよね、、。」