*零斗*
「ううん、違う。
大きな声だしちゃってごめんな、キラ。」
*キラ*
「おにいちゃんが、いいなら、
それ、で、いいよ。
でも、ね、おにいちゃんが、いいって、
言って、も、ダメな、時も、ある、
から。」
キラは霧夜に警告するかのように言った。
パソコンを横目で見ると、
白骨遺体と書かれているのが見えた。
*零斗*
「あれから6年になるのか。」
白骨してもおかしくない年月だ。
*キラ*
「しろ、ほね?」
*零斗*
「…キラ、ご飯、何食べたい?」
*キラ*
「えっ?あっ、
おにい、ちゃん、が、作った、
ご飯、なら、なん、でも。エヘ。」
*零斗*
「じゃあ、オムライスな。」