2人の関係は、一体どの辺りなのか。

美奈も興味津々に聞き耳を立てる。

「わ、私はっ…」

ピクン、と環の体が震えたのは、雛罌粟に胸を押し付けられたせいか、それとも別の理由か。

「私はそういうのっ、まだだからっ」

「…驚いた…処女のグラビアアイドルっているんだ…純潔のアイドルなんて都市伝説だと思ってた…」

「アイドルが皆汚れてるなんて、偏見よっ」

環が頬を膨らませる。

「別に私だって汚れてない…探偵さんとはセフレなだけ…」

「そこはちょっと違う気がするけど…」

苦笑いする美奈。

「でも…探偵さんに揉まれたお陰で、胸のサイズは大きくなった…美奈先生も倉本さんに揉んでもらうといい…」

「な゛…」

「この間、倉本さんと2人きりで診療所に戻った夜…揉んでもらいました…?」

「えっ、そんな事があったんですかっ?」

「ストップストップ!何想像してるのこの子達はもうっ!」

若い娘、3人寄ると姦しい。