「ま、ってことで感謝してよね~♡」


ニヤニヤして去る健斗。


そして、涙目の陽菜。


「ああ~、ごめんっ。つい止まんなくて!」


この通りって俺は平謝り。


「もう!………ばか悠也。」


そう呟いて俺の頬にキスを落とす。


「え……?!ちょ、」

「仕返し~」



いたずらっ子のように笑う陽菜に、


俺はもうべた惚れ。