大きな手に ひっそりと潜んだ 小さな指輪 きっと小指でも キツいであろうそれを 彼は愛しく それは愛しく触れるのだ そんな彼の向こう側 小さな手に ひっそりと潜んだ 大きな指輪 きっと親指でも ユルいであろうそれを 愛しく それは愛しく触れる 顔も名前も知らない 彼女が見えた気がした