ケータイ小説 野いちご



「あぁ……どうしましょう……。」


目の前が乱闘騒ぎでうるさいのに
私達はお母さんの様子の方が気掛かりだった。


『お母さん、この後ヤバいよね。』


「う〜ん。
確実に寝室から出られないに一票!!」


『はい、もう一票。』


「ど、どうすれば免れるかしら。
この際、海外に逃げるとか!?」


『いやぁ〜……。
それしたら追って来るよ、絶対。』


うん、絶対来る。
そして無理矢理連れ戻して……。


『その後の展開が分かるのが怖い!!』


「想像しちゃったぁ〜/////」


「お願いだから想像しないで……。」


「母さん、浮気しないって言ったのに!」


「天空……。
お母さんは浮気なんかしてないから…。」


お父さん似の天空。
他の人に盗られるのが嫌なのは遺伝だろう。



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