もぞもぞと動いた時、












どこからか湿ったような感覚がした。











不思議に思って上半身を起こすと、




有り得ないことに私は目を見開いた。












「なに……これ……」











背中を触ってみると、生ぬるく湿った布生地。











今まで自分が横になっていた




ベッドのシーツも同じようになっていた。