何時に来てくれるだろうか。
今日はどんな面白い話を聞かせてくれるのか。
考えるだけで、つい顔がにやけてしまう。
「……早く、会いたいな……」
無意識につぶやかれた言葉。
口にしてから、自分でもハッとした。
恥ずかしくて、毛布を鼻のあたりまでかける。
ケータイ小説 野いちご
君のいる病院。
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