「なんか今日変じゃない?今日……なんかあった?」


「いえ……何にもないです」


「あ、そうだ。友達、プレゼント喜んでくれた?」


「あ……はい」


男友達に告白された、なんて言えない。


それから先輩と少しだけ話をしたけれど、どことなく上の空になってしまってた。


達郎からの告白が衝撃だったのもあるけれど、もう明後日で終わってしまう報われないこの関係を続けていくよりも私のことを想ってくれる人のもとに行った方がいいのだろうか。


そんな考えがばかりが頭の中をぐるぐる巡ってた。