ケータイ小説 野いちご

期間限定の恋、はじめました。

そう言って後ろから達郎に飛び乗ってくるクラスの男子。


「俺、みーちゃった。金曜、サッカー部のマネージャーから告られてたよな?」


その言葉を聞いて、クラスの男子女子もろもろが一気に達郎に注目する。


「ん?あぁ……って、お前なに見てんだよ」


「まぁまぁまぁ。あの子可愛いってめっちゃ人気の子だからさ、まさか達郎ちゃんのことが好きだったとはねー。で、返事はどしたの?」


「ん、まぁ、断ったけど」


「えー!マジで!もったいねー」


「なんで断んだよ!」


なんて男子たちは騒ぎ出した。


そっか達郎、告白なんてされてるんだ。


私なんて一度もそんなもんされたことないのに。


しかもそれを断るなんてどんだけ色男風なんだよ。


確かに達郎って口は悪いんだけど、見た目は割と爽やか系でカッコいいと言えばカッコいいんだよな。
背も高いし。


もちろん、先輩の方がその何倍もカッコいいんだけどね。




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