カラン♪
と氷とグラスがぶつかり音がする

『はい、おまたせ~
ってどうした?
シケタ顔して』

目の前に置かれるジントニック

グラスを置くや否や喋りかけてくるマスター

「今日の女がさぁ
一回寝ただけで彼女面。
づがれ゛だぁ~」

俺はこのバーの常連
マスターは何でも話せる仲だ

『それは災難だったな
でもお前
仕事が仕事だから気を付けろよ?』