アタシから

離れていく背中を

見えなくなるまで

ずっと見ていた

涙で視界がボヤけても

それでも彼氏の背中を

いつまでも見ていた




こうなる結果に

わかっていながらも

溢れる涙は止まらない




彼氏を信用しなかった

彼氏をずっと疑っていた

この悲しみは

傷つきたくない

アタシへの罰だった





アタシの方こそ

逃げていたんだ






追いかける勇気を





彼の胸に飛び込む強さを





アタシは持っていない