ケータイ小説 野いちご

卒業写真


写真を見て呆然としている私に
お調子者の男子が近づいてきて
よく撮れてるから
その写真あげると
ひやかしてきた。

いらないよとは
言ったものの
本当にカップルみたいに
撮れている写真で
なかなか素敵だった。

お調子者の男子は
何枚も現像していて
黒板に貼ったり
ロッカーに入れたり
彼の教科書に挟んだりしていた。

見つける度に返していたけど
私はこっそり1枚もらった。










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