ケータイ小説 野いちご

【完】そんなに好きにさせないで!





――『とりあえずさ、名前、教えて。』





――『なんでって……琴葉、なんか様子変だったから』





――『は?なに言ってんだよ。お前も帰るんだよ』








全部が全部、もう聞くことはできない……










最初からあたしの出る幕なんてなかったんだ……








「っ―……」






涙で目の前がにじむ中、遠くでゴールを知らせる音が学校中に響きわたった―……






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