「はぁー…」
休憩に入ると、休憩室のテーブルで深くため息をついた。
こんなにレストランの仕事が大変だったなんて思いもしなかった。
自分がちゃんと役に立ててるのか不安になる。
みんなに迷惑ばっかりかけて…
凹むなぁ……。
ーーガチャッ、
するとその時中に誰か入ってきた。
私はとたんに姿勢を正す。
だけど、その人物を見た瞬間少し気が緩んだ。
…なんだ、よかった。
俊介さんだ。
「おつかれ」
俊介さんはそう言って微笑みながら私の隣に座る。
その笑顔に少しだけ、疲れが癒された。
私が疲れた顔をしてるからか、まじまじと顔を覗き込んでくる俊介さん。
「あ、あの…、」
「大丈夫?ぐったりしてない?」