ケータイ小説 野いちご

この作品のキーワード

【完結】スターズ&ミッション





同じクラスなんだから、別々で行くのはたしかに妙だけど……

西沢くんは私といっしょに歩いているところを、周囲に見られても大丈夫なのかな?



廊下に出て、待っていた西沢くんのもとへと躊躇しつつも向かった。



廊下にはほかの生徒がたくさんいるし、となりに並ぶのはちょっとはばかられるので、

歩き出した西沢くんのうしろをついていくことにする。



けれど少し進んでから西沢くんはふいに立ち止まり、私を振り返った。




「この前も思ったけど、なんでうしろ?」


「え……? だ、だって、西沢くんが」


「俺が?」


「私といっしょにいるって思われるのは、いやかなと……」




私の言葉に、西沢くんはたったいま関心を持ったというようにあたりを見わたした。


それからなぜか、私よりさらにうしろの一点に、ふと焦点を当てる。



 

< 171/ 576 >