その言葉に再びドキッとするあたし。


驚いてアユのほうを見ると、耳を赤くしながらそっぽ向いている。



もしかして…

アユも今あたしみたいなこと妄想してくれてたのかな?なんて。


どうしよう…

ちょっと嬉しいかも……。



あたしはなんだか幸せな気持ちになって、思わずアユの腕にしがみついた。



「…ふふ、アユ大好き♡」


「…おい、やめろ//

電車の中だっつーの」



とか言いながら、
いつもあたしがくっつくと、まんざらでもなさそうな顔をするアユが大好き。


そんなあたしたちはきっと、

はたから見てもじゅうぶんバカップルだよね(笑)



そのまま電車にガタゴト揺られながら、あたしはアユの肩にもたれかかっていつの間にか寝てしまっていた。


だけどその間夢の中で、パパとママになってる未来のあたしたちが出てきたのは…


アユには内緒…♡



*未来のパパとママ?編・fin.*