ケータイ小説 野いちご

【完】お前だけは無理。


途端、



ーーーーぎゅっ

……え?

突然後ろから手を握られ、反射的に振り返る。

振り返った先に見たのは、隣の席の…確か浩太さんと呼ばれていた人が、私の手を掴んでいる姿。

な、なんだろうっ…



「あ、あの…?」


「あのさ、さっきちゃんと言ってなかったなーっと思って…俺、早見(はやみ)浩太」


「あ…私は、白川雪です」



笑顔で自己紹介されて、咄嗟に私も名乗る。



「雪ちゃんって呼んでいい?」



< 47/ 470 >