だから、バフン……と。



ベッドにもぐりこんだ。



でも、ドキドキなんか、収まりそうにない。


数分後……。



「結愛?」



そんな絢斗の声が聞こえたけど……。



あたしは、返事をすることができなかった。



だって……。



絶対、真っ赤っ赤のハズの顔を……。



見られたくなかったから。