「……?」



「おまえが、男に構われるのは、イヤだな」



「えっ?」



「他の男の前では……。
昨日みたいな、可愛い顔すんなよ?」



……って。



「どういうこと?」



それには答えず……。



絢斗は、洗面所を指さした。



「誰も部屋に入らないように見張っててやるから……。
今のうちに、風呂に入ってこい」