そう思って、部屋に帰って謝った。



「バーカ。
んなこと、気にすんな」



どこまでも優しい絢斗。



一緒にいるだけで、きゅんきゅんする。



あたし……。



絢斗のこと、本気で好きになっちゃったみたい。



今日だって……。



なんにもわからないあたしを、1日中、さりげなくフォローしてくれた。



あたしの正体がバレなかったのも、絢斗のおかげ。