しばらくして部屋の外が騒がしくなってきた

「この部屋か?物音がしたのは」

「はい。お市様の所に向かおうとしたところこの部屋から何か物音がして」

男の人の声と女の人の声が外から聞こえたこの人たちの会話はこの部屋に何かいるのかという話しだった

もしかして桜はやばい‼︎と思い今すぐ出って謝ったほうがいいかな?と考えた

「とりあえず開けようお前は下がっておれ」

「はい。」

迷っているとバァンと襖が開いた音がした

「おいそこで何をしている」

と言われて上を見ると男の人と女の人の格好がいかにも時代劇に出てくる着物で俳優さんだと桜は思った

「おい!ここで何していると言っている答えんか」

と怒鳴った

「はい…あの…ごめんなさい…」

桜はとっさに謝ってしまった