そこは、まだ明るかった…。

『桃葉、行くぞ』

『うん!』

あれは……、あたし?

隣は、朔……だよね。

この風景は、まだ皆がいたとき。

仲間!って胸を張って言えたとき。

『桃~遅いよ~』

唯も、今…いぶに向ける笑顔で
あたしを見てくれてた。

『ごめんね~!!!』

『早くしな』

皆、優しいんだ。嘘なのに