「……っ」


悔しそうに、圭太も自分の席につく。




「これで1年2組の全員がそろったな!」


担任は嬉しそうに言うけど、あたしの頭の中はまだパニック状態。





なんで?


なんで!?



渉がクラスメイトって、一体どういうこと……!?



そして、ナニモノ……!?






そんなあたしに、渉はあの日と同じようなイジワルな笑みを見せた。





「よろしくね、脱ぎ魔ちゃん」






……あたしの高校生活、別の意味で終わったかもしれない……。