あれから数週間がたったある朝、いつも道理、寝ていた。

すると、急に、兄貴の、拓海(たくみ)が、部屋に入ってきた。


拓海「おーい!みーかー!おーきろー!海夏ちゃーん!」


海夏「あ゛?んだてめぇ。あたしの睡眠を邪魔しやがって。」



拓海「ま、待って!!海夏!か、母さんが呼んでる。」


海夏「は?んだよ。聞いてこい。あたしの代わりに。じゃ。」


拓海「えっちょっ!!海夏ー!!もー。わかったよ。」


はぁ。

いちいち疲れる。


ー数分後

ーガチャン。

拓海「母さんが、起きてこいって。じゃないとどうなるかわかってるわよね?だってさ。」

ブルブルッ
身震いが。

嫌な予感。

まぁ、行こう。

母には逆らえない私達。

理由は後々ね。笑っ

あたしは、ベッドから降り部屋を出て、階段を降り、リビングに行った。

母「海夏ー!!おはよ!」

ーギュッ

ぐはっ!

海夏「お、おはよう。」

母「海夏には、今日から、高山高校に通ってもらいまーす!」

海夏「はぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」

母「はい!制服っ!」

海夏「高山って、男子校だよ!?」

母「その中に、ウィッグもカラコンもあるから!」

海夏「あたし行かないっ!」

母「なんですって?行かない?私の聞き間違いかしら?行くわよね?海夏?」

そう言って、母は、微笑みながらあたしに言う。

目が笑ってねーよ。

海夏「行く。」

母「海夏偉いわね。早速今日からだから!」

海夏「時間ねーし!やべっ!」

あたしは、急いで、着替え、学校の準備をし、出かけた。