ケータイ小説 野いちご

はちみつ色の太陽

 



「…………っ、おいっ!!」



――――ああ、また、やっちゃった。


心の中でそう零したと同時、真っ黒に染まった視界の片隅で感じたのは誘うような甘い香り。


初夏を彩るオレンジの熱にあてられて、私はそのまま呆気無く、意識を手放した。


 
 

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